DIGGLE社は予算を最適化し未来を最大化するコラボラティブ経営管理サービス「DIGGLE 」を提供しています。 DIGGLE社はFrictio導入前に他社の文字起こし・商談解析ツールを利用していました。議事録作成の価値を感じていたものの、文字起こしや録画データの利活用に課題を感じていました。そのような課題感と今後の成長戦略に伴った営業人員の増員を前に、セールスイメーブルメントの必要性が増したことと相まってFrictioの導入が決定されました。その背景を同社VP of Salesの野村様とBiz Opsの中山様にお話をお伺いしました。導入前の課題について詳細にお聞かせください Frictioの導入前に利用していた文字起こしサービスでは、議事録の作成は可能でしたが、要約機能がなく、商談記録をCRMに登録する際に多くの工数がかかっていました。さらに、文字起こしの完了までに一定の時間がかかるため、タイムリーな顧客へのコミュニケーションやCRMへの登録に課題がありました。加えて、文字起こしの精度にもばらつきがあり、手直し作業が発生していたため、営業メンバーの負荷削減と作業効率向上を目指してFrictioを導入しました。(野村様)実際にFrictioを導入していかがでしたか?ー 議事録作成からCRM登録まで、Frictioで作業工数を1/5に削減 Frictio導入後は、商談記録の入力工数が大幅に削減されました。 Frictioのサマリー精度は非常に高く、サマリーをそのままCRMに登録して報告できるようなクオリティがあり、ミーティング終了後に即座に完成するサマリーに多少の手を加えることで満足できる商談記録を作成することができているため、大幅な作業工数の削減に繋がっています。 マネージャー視点では、プレイブック機能が非常に有用で、案件レビュー時にBANT情報やボトルネック、ネクストアクションなど、重要なポイントを迅速に把握できる点が大きな利点となっています。(野村様) 今まで利用していた議事録サービスでは、文字起こしが完了するまでにミーティング終了後30分程度かかっていたのですが、Frictioではミーティング終了後、数分で文字起こしとサマリーが出力されるため、ミーティング終了後すぐにCRMの登録や顧客への連絡が可能となりました。工数削減の度合いを正確に計測しているわけではありませんが、商談後のCRM登録や情報共有、顧客への連絡といった一連の作業が、感覚的には1/5程度に減ったように感じています。社内共有の精度が向上した副次的な効果として、共有のためのミーティングを開催しなくてもよくなりました。共有ミーティングの時間を月単位で見ると意外と多くの時間を割いていた状況で、Frictioのサマリーは会議の参加者と近い解像度で理解することができるので、非常に助かっています。(中山様)ー 作業工数削減に留まらず、商談共有の質も向上 Frictio導入後の変化は工数削減だけでなく、商談内容の社内共有の精度が大きく向上したと実感しています。メンバーの商談記録をレビューする際、ミーティングの全体的な内容が網羅的に、かつバランスよくサマリーとして出力されるため、商談参加者と近い目線で商談を把握することが可能になり、的確なレビューに繋がっています。これまでの社内共有は報告者の主観に依存していたため、ミーティング中に会話された重要な内容が報告から漏れることもありましたが、そういった点を解消することで、社内共有の質が向上したと感じています。 また、導入当初は計画していませんでしたが、イネーブルメントの観点から、顧客からの質問をプレイブックで漏れなく抽出し、頻度や重要度に応じた理解度を測るテストの作成に着手しています。今後は、このテストをクリアしないとCS担当者が顧客との商談に参加できないといった仕組みを構築し、CS担当者としての「スキル向上と質の担保」を図りたいと考えています。(野村様) これまでも顧客からの質問については、各セールス担当やCS担当が集約していましたが、Frictioを導入したことで、顧客の質問内容をファクトベースで漏れなく収集できるようになったことが大きな変化です。今後は、トップセールスやトップCSの対応を型化し、全メンバーのスキル向上に繋がることを期待しています。(中山様)Frictioに対する要望などはございますか? イネーブルメントの観点から、声のトーンやテンポなどが記録され、評価できるような機能があると嬉しいです。トッププレイヤーの発言比率や説明内容、会話スピードなど、幅広い観点で傾向分析を行い、「良い商談」の要件を特定していきたいと考えています。また、オフラインの商談にも対応できれば、Frictioの活用範囲がさらに広がると思っております。(野村様)