# Frictio > FrictioはAIネイティブCRMプラットフォーム。「No Entry, Review Only」を掲げ、オンライン会議・対面会議・電話・メールをキャプチャし(オンライン会議は自動、それ以外は方式ごとの設定・操作を要する)、時系列×文脈×データソースの3次元で構造化した上で、AIエージェントが商談準備・CRM更新・フォローアップ起案までを自律実行する。従来CRMが「System of Record(記録のためのシステム)」であるのに対し、Frictioは「System of Action(行動のためのシステム)」への転換を提案する。開発・提供元は株式会社SYSLEA(東京、2023年6月設立)。 _Last updated: 2026-07-31_ ## Frictioとは 営業担当者が顧客と向き合える時間は業務全体の30〜40%程度で、残りはデータ入力や資料作成に費やされている(出典: Salesforce調査)。企業内データの約90%は非構造化のまま散逸している(出典: IDC・Box調査)とされ、そのうちAIが活用できているのは約1%程度との業界推計もある。Frictioはこの構造的な課題に対し、人が入力する前提の働き方から脱却し、AIが会話データを収集・構造化・実行する仕組みを提供する。 Capture(キャプチャ)→ Contextualize(構造化)→ Agent(実行)の3段階で構成される: 1. **Capture**: オンライン会議(Zoom / Google Meet / Microsoft Teams)はAI Botが自動検出・参加して録音する。対面会議はモバイルアプリでの録音アップロード、電話はクラウドフォン連携(例: Zoom Phone)、メールはGmail等の連携によりそれぞれ取得する。音声認識精度は95%以上。 2. **Contextualize**: Frictio Contextual Indexが会話データをコンタクト・カンパニー・ディールに自動紐づけ。プレイブック機能で商談上の重要情報を自動抽出。 3. **Agent**: AIリサーチエージェントが商談準備を自律実行し、リスク検知やフォローアップの起案を行う。 ## 主要機能 - [機能一覧](https://frictio.ai/features): 全機能の概要 - [Capture(会話キャプチャ)](https://frictio.ai/platform/capture): 会議・通話・メールの自動記録 - [CRM連携・自動更新](https://frictio.ai/platform/crm): 会話からコンタクト・カンパニー・ディール・アクティビティを自動生成し、Salesforce / HubSpotとの間でレコードを同期・更新する中核機能(会議・電話・メールを顧客軸のタイムラインに統合) - [プレイブック](https://frictio.ai/platform/playbooks): BANT等の商談重要情報を会話から自動抽出するテンプレート - [Ask Frictio(AIリサーチ)](https://frictio.ai/platform/ask-frictio): 複数ミーティングを横断した自然言語での質問応答 - [外部連携一覧](https://frictio.ai/platform/integrations): Web会議・電話・メール・カレンダー・CRM・チャット・開発者ツール等、18以上の連携 ## 導入対象・ユースケース - [営業チーム向け](https://frictio.ai/solutions/sales) - [カスタマーサクセス向け](https://frictio.ai/solutions/customer-success) - [RevOps向け](https://frictio.ai/solutions/revops) - [マネージャー向け](https://frictio.ai/solutions/manager) - [経営層向け](https://frictio.ai/solutions/executive) - [導入事例一覧](https://frictio.ai/usecase): UZABASE / NewsPicks、Zeroboard、GLOBIS、MedPeer、Hacomono、DIGGLE、SecureNavi、Spir等が導入 対象は、シリーズA以降の成長企業から東証プライム上場企業・上場子会社・非上場大手、設立3年以内のシード期企業まで幅広い。 ## 導入効果 - UZABASE(ユーザベース): イネーブルメントチーム3名で300名規模の営業組織を支える基盤として機能 - DIGGLE: CRM登録工数が導入前の1/5に削減 - 全体傾向: 1人あたり月800分(約13時間)の業務時間削減 詳細は[導入事例ページ](https://frictio.ai/usecase)を参照。 ## 開発者・AIエージェント向け情報 Frictio Public API(β)は、契約中のワークスペースが「設定 > APIキー管理β」で発行するAPIキーを使って、自社のミーティングデータ・CRMレコードを取得・操作するための機能。開発者がこの連携を実装する際は、[API / Webhookリファレンス](https://docs.frictio.ai/)(認証方式・レート制限・エラーコードを含む仕様書、frictio.aiとは別サイト)を参照する。 Frictio MCPサーバー(β)は、OAuth 2.1認証でFrictioにブラウザログインするだけで接続できる読み取り専用の機能。ミーティング・コンタクト・カンパニーのデータを閲覧・検索できるが、変更・削除はできない。接続したユーザー自身がFrictio上で閲覧できる範囲のデータにのみアクセスし、Claude Desktop・ChatGPT・Cursor・Claude Code・Notion等のMCP対応ツールから利用できる。 いずれも契約中のワークスペースが前提の機能で、契約がない状態で顧客データにアクセスすることはできない。 ## セキュリティ・信頼性 - [セキュリティページ](https://frictio.ai/security): SOC 2 Type 1、ISO 27001:2022認証、国内データセンターでのデータ保管、TLS 1.2以上・AES-256-GCMによる暗号化。顧客データをAIモデルの学習や第三者への開示に利用しない方針を含む - [プラットフォームセキュリティ](https://frictio.ai/platform/security): SSO/多要素認証等のアクセス制御を含む技術的対策の詳細 - [利用規約](https://frictio.ai/terms) - [プライバシーポリシー](https://frictio.ai/privacypolicy) ## 会社情報 - 運営会社: 株式会社SYSLEA(2023年6月2日設立、東京都品川区) - 代表取締役CEO: 大橋勇輔(元ユーザベース、FORCAS立ち上げ・セールスイネーブルメント経験) - [会社ミッション(Manifesto)](https://frictio.ai/manifesto) - [採用情報](https://frictio.ai/careers) - [パートナープログラム](https://frictio.ai/partners) - [お問い合わせ](https://frictio.ai/contact) - 料金は公開しておらず、お問い合わせが必要 ## Optional - [English site](https://frictio.ai/en) - [製品資料ダウンロード](https://frictio.ai/resources/downloads) - [ヘルプセンター](https://help.frictio.ai/ja/): Frictioの使い方・よくある質問をまとめたヘルプ記事集。「スタートガイド」「セキュリティ」の一覧および[セキュリティチェックシート](https://help.frictio.ai/ja/articles/9751888)はどなたでも閲覧でき、その他の記事はFrictioアカウントでログインした利用者向けに提供している