仕事概要
Frictio は「営業活動の摩擦をゼロにする」をミッションに掲げる AI-Native CRM を開発しています。商談の録音・文字起こしという、顧客企業にとって最も機微な情報をお預かりするプロダクトであり、セキュリティは付加機能ではなく事業そのものの前提条件です。個人情報保護・情報セキュリティ・サイバーセキュリティを統括し、将来的には CISO として全社のセキュリティを担っていただける方を募集しています。
Frictio は SOC 2のレポート受領済み、ISO/IEC 27001:2022 の認証取得済みで、情報セキュリティ方針の制定、SSO / MFA / RBAC・通信および保存時の暗号化・監査ログといった技術統制も実装済みです。一方で約200社を超える導入が進み、セキュリティ質問票・監査要請は増え続けています。また。継続的な統制運用、認証範囲の拡大、全社のルール整備・教育・インシデント対応体制を、さらに引き上げていくフィーズです。
当社は社員だけでなく AI エージェントが業務システムに日常的にアクセスし、書き込みまで行う組織です。「誰が・何に・どこまでアクセスしてよいか」を、人間だけでなく AI エージェントを含めて定義し直す必要があり、既存のセキュリティマネジメントの型がそのままでは通用しません。
このポジションに最も期待するのは、台帳・スクリーンショット・年次点検に依存した従来型の運用ではなく、統制をコードとして表現し、継続的に自動検証し、逸脱を検知したら是正まで自動で回す SRE 的なアプローチです。何を人が判断し、何を仕組みと AI に委ねるかを設計し、少人数でもエンタープライズ水準の統制を維持できる「AI 時代のセキュリティ運用」を考え抜いていただきます。
方針の策定から実装・運用・監査対応までを一気通貫で担い、将来的には CISO として経営に対しセキュリティの意思決定を担う、事業の信頼を支える中核を担えます
【AI 自律稼働環境の整備(全エンジニア共通)】
AI エージェントが自律的に高品質な成果を出し続けるための環境を整備します。AI 自律稼働環境の整備は専門領域にかかわらず、全エンジニアポジション共通の責務です。
・AI エージェントの出力品質を構造的に担保する仕組みの設計・構築(プロンプト・ルール・ガイドライン・自動チェック等)
・変更リスクの自動評価とガードレール設計により、人間の介入を最小化するレビューワークフローの構築
・AI エージェントが自律的にテスト・検証できる QA 環境の整備
・セキュリティ・コンプライアンス・ポリシー準拠の自動検証
・施策の妨げとなる技術負債の把握・可視化
【情報セキュリティ統括・ガバナンス】
・個人情報保護・特定個人情報・情報セキュリティ・サイバーセキュリティの統括管理
・個人情報保護方針・情報セキュリティ方針・社内規程・運用ルールの策定と継続的な更新
・各部門(プロダクト開発 / セールス / カスタマーサクセス / コーポレート)の業務実態の調査、要件整理、ステークホルダーとの合意形成
・ISMS(ISO/IEC 27001)・SOC 2 の運用管理責任者として、統制の設計・証跡運用・内部監査・外部監査対応をリード
・継続的な統制運用と、認証・適用範囲の拡大の推進
・エンタープライズ顧客のセキュリティ質問票・顧客監査・DPA / 個人情報保護覚書への対応と、回答の標準化
・リスクアセスメント、委託先(サブプロセッサ)管理、全社セキュリティ教育・訓練の設計と実施
・インシデント対応体制(CSIRT 的機能)の整備と、発生時の指揮・顧客影響の判断
・脆弱性管理、脆弱性診断・ペネトレーションテストの計画と是正のトラッキング
【SRE 的アプローチによる統制の実装・運用・保守】
・統制要件をコード化し、継続的に自動検証する仕組み(Policy as Code / Compliance as Code)の設計・実装
・証跡の自動収集・自動更新(人手のスクリーンショット収集・年次棚卸しからの脱却)
・ID・権限・デバイス・ログの棚卸しの自動化と、逸脱の自動検知・自動是正
・セキュリティの状態を継続的に可視化する指標(統制の逸脱率・是正リードタイム・脆弱性の滞留時間等)の定義と計測
・ログ・監査証跡の集約、アラート設計、検知から対応までのランブック整備と訓練
・AI エージェントに対するアクセス制御・承認フロー・監査ログの設計(何を任せ、どこで人が承認するかの境界定義)
・AI / LLM 固有のリスク(Prompt Injection、データ漏洩、過剰権限)への技術的対策の設計
・プラットフォームエンジニア・コーポレートエンジニアと連携した、セキュリティ統制の実装・運用・保守
